臨床心理1年が書く〝心理学の基礎〟&〝ブラック心理〟

心理学のことをメインに書いていきたいと思います。たくさんの人と関われたらいいと思ってます。よろしくお願いします。

条件付けと遅延反応!臨床心理学

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定期試験近くなってきたので、役立つ心理現象(対人社会心理)よりも、為になる心理現象(臨床心理)の、ソース多めで書かせて下さい!

 

今回のテーマは「学習」です。

 

目次

 

感覚支配的行動と認知的行動

人の行動には、感覚支配的行動と認知的行動があります。

 

感覚支配的行動とは、感覚受容器に与えられた刺激が、大脳を通らず、脊髄や脳幹などの下位中枢を通り、筋肉に刺激を送る行動のことを言います。人で言うと、膝蓋腱反射がそのひとつです。

 

認知的行動とは、刺激が大脳を通り、その情報の保持や変換などが行われます。そのため、刺激に対する反応は一定でなく、すぐに起きることでもありません。

 

人が環境に適応する範囲を広げるには、感覚支配的行動ては、限界があります。そのため、環境とのやり取りを通して、新しい行動様式を習得していく必要があります。

その習得することを「習得的行動」といいます。習得的行動の基本は条件付けですり

 

条件付け

条件づけは、2つ種類があります。

 

「オペラント条件づけ」と、「古典的条件づけ」です。

 

この2つの見分け方は、難しいですが、その見分け方のひとつに、「予報的信号」と「約束的信号」で、見分ける方法があります。

 

古典的条件づけー予報的信号

オペラント条件づけー約束的信号

 

というように、対応します。

 

「予報的信号」と「約束的信号」とは?

予報的信号・・・行動の準備

 

古典的条件付けの実験で有名なのは、「パブロフの犬」です。

この実験で重要なのは、犬(対象)犬の唾液(無条件反応)ベルの音(中性刺激)餌(条件刺激)の3つです。

犬に餌をあげる時に犬は、唾液を分泌します。

餌→唾液

ベルの音を聞くだけでは、唾液は分泌されませんよね。

ベルの音→反応無し

しかし、餌をあげる前にベルの音を鳴らす(ベルの音→餌)ことを何度も繰り返すと、直に、ベルの音を聞いただけで、唾液が出るようになります。(ベルの音→唾液)

 

これにより、条件付けが成立したということですが、この中の予報的信号は、中性刺激のベルの音です。

 

つまり、無条件刺激が起こることを予め予告するのが予報的信号なのです。

 

約束的信号・・・好ましい事態をもたらすため、自発的に行動を行う

オペラント条件づけで有名なのは、ソーンダイクの「猫の問題箱」です。

猫を籠の中に入れて、籠から手が届かない位置に餌を置きます。餌をとる方法は、籠の中の紐を自分で引いて籠を開けるしかありません。

猫はお腹が減り餌を取ろうと色々な行動をします。その中でたまたま籠の中の紐を引いて、餌にありつけるのです。

それを何度も繰り返すと、迷うことなく紐を引くようになります。

 

この中の約束的信号は、「紐を引く」行動です。紐を引くと扉が開き餌にありつけると言う、約束が出来るので、約束的信号となります。

 

この2つの学習により、習得的行動を獲得し感覚支配的行動では、対応しきれなかった環境にも対応できるようになります。

 

習得的行動の成立条件は3つ

1.条件刺激直後に報酬が出現する

2.刺激と報酬の距離が近い

3.報酬や刺激と、反応の場所との距離が近い

 

まとめると、「時間的にも、空間的にも接近が必要」ということです。

 

日常では?

日常で、刺激から報酬までの距離が短いことなんてなかなか無いですよね。

それを遅延反応と呼びます。

 

しかし、人は遅延反応があっても、学習することが出来ますよね。それは、頭の中で情報を保持できるからです。

 

経験によって得られた情報をイメージや知識として内在化することによって保持しているため、種が違う場合は、遅延可能な時間は変わりますし、人の中でも、発達によって差があります。

ハンターの遅延可能時間の実験によると、

 

ネズミ         最短 0秒    最長10秒

アライグマ  最短3秒     最長25秒

犬                最短2秒     最長5分

こども         最短50秒  最長25分

 

となっています。

また、発達の遅れのある子どもや、言語発達遅滞のある子どもの遅延可能な時間は極めて短いそうです。

 

以上。

学習についてでした。かなりわかりにくかったですかね笑

さて、私はテストで何点取れるでしょうかね笑