臨床心理1年が書く〝心理学の基礎〟&〝ブラック心理〟

心理学のことをメインに書いていきたいと思います。たくさんの人と関われたらいいと思ってます。よろしくお願いします。

自己認知できる生物を見分けるには鏡を見せてあげて!

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赤ちゃんはいつから自己意識というのを持つのは、また動物は自己意識を持っているのか。

その、見分けるための方法があります。

今日は、これをまとめます。

 

目次

 

自己意識とは

 

まず、自己意識を確認しておく必要があります。

自己意識とは、文字通り、

自分自身について意識していること」です。

自己意識は意識の中でもとても重要で特徴的なモノの一つです。

 

自己意識の持っている生き物の見分け方

 

自己意識を持っている生物と持っていない生物の見分け方の一つに、「自己鏡映像認知」の有無があります。

自己鏡映像認知とは、鏡に映った自分の映像が自分として認識できる能力です。

 

自己鏡映像認知の実験

 

どのような実験で自己鏡映像認知を確認するか説明します。

 

1,対象の生物の目の見えない所にマークをつける。(ヒトなら額や頬)

2,鏡を用意して対象に鏡を見せる

3,対象が鏡に映ったモノが自分だとわかれば、マークを気にする動きを見せる。

 

自己鏡映像認知ができる生物は、

等がいます。

 

一般的にサカナやトリでは、自己鏡映像認知は成立しない。

 

トゲウオの雄は、鏡に映った自分の映像を敵と見なし、攻撃を行う。しかし、その後に攻撃の衝動が鏡とは別の方向へ向かう転位行動がおきる。

このような、自己鏡映像認知が獲得できていない生物は、鏡映像を実在すると考え攻撃をする。もしくは、攻撃が意味ないモノとわかり、興味を失う。犬は、このような反応を見せる。

 

自己鏡映像認知の獲得には、高度な知性と高い社会性が必要である。

 

ヒトの子どもの自己鏡映像認知

 

・生後5.6ヶ月…鏡へ興味を持ち始める。

・1歳前後…鏡映像を実在すると考え触れようとする。やがて、他者の鏡映像が実物ではない、と認知する。

・1歳半…自己の鏡映像を自分とは、半ば独立したモノとして遊ぶ。

・2歳以上…自分の像が実在しないと認知する。自分が映ったモノだと認知する。

・3歳…自己鏡映像認知が成立。鏡を道具として使い、遊ぶことができる。

 

意識の発生段階

 

自己意識は、上記のように判別することができます。

では、そもそもも意識についても知りたいですよね。

意識の発生段階は無意識、意識、この二つの中間的な意識の3つに分けることができます。

 

1.感覚支配的行動(無意識)

 

2.外界に対するイメージができ、認知的行動が可能

自分のことは認知の対象とはならないが、外界のものに対するイメージが経験をもとに作られる。それを使い、課題の解決に、役立て環境に適応する。意識の萌芽とも言われる。

 

3.自分のことも認知することができ、内的な感情を制御、調整して認知的行動をする

認知する自分自信が認知の対象となることから再帰的モデルと呼ばれる。ヒトやチンパンジーなどはこれを達成することができる。人間関係などを円滑に進めることができる。

 

この記事から言えることは、僕は早く再帰的モデルを獲得しようってことや!!!

 

次回、さらに意識について書きます。