臨床心理1年が書く〝心理学の基礎〟&〝ブラック心理〟

心理学のことをメインに書いていきたいと思います。たくさんの人と関われたらいいと思ってます。よろしくお願いします。

【心理物理学】ウェーバーフェヒナーの法則をご存じですか?

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心理学部の人や心理学を学んでる人は聞いたことがあると思います。

ウェーバーフェヒナーの法則」では、変化を感じる最小の値を式で求めることができます。

その法則のことを説明していこうと思います。

目次

 

ウェーバーの法則

まずウェーバーフェヒナーの法則はウェーバーの法則を展開させたモノなので、ウェーバーの法則について説明します。
1840年代にドイツの生理学者E・H・ウェーバーが発見した感覚に関する基本的な法則の1つである。実験でウェーバーは二つのおもりを比べ重量が変化したことに気づく最小の変化の値(弁別閾,丁度可知差異)について調べた。例えば、100gの重り(標準重量、R)に対して102g(比較重量)で重さの変化に初めて気づくことができるとする。このときの弁別閾は2g(△R)である。次に標準重量を300gに変える。このときの弁別閾は2gではなく6gとなる。ウェーバーはこの法則を式で
△R/R=K
と表した。
このように、「刺激量に対する弁別閾の比が一定になる」ことをウェーバーの法則という。この法則は重さの他に線の長さや音の高さにおいても同じ関係が成り立つ。例えば音では11分の1、圧覚では7分の1である。

ウェーバーフェヒナーの法則(フェヒナーの法則)


ウェーバーの法則に対して、ドイツの精神心理学者G・Tフェヒナーは、感覚量は直接測定できないが、量的に扱うことができるとみなして,弁別閾(丁度可知差異)に対する感覚の増加量は一定であると仮定して「感覚量(E)は刺激強度(R)の対数に比例する。」と言う結論を導いた。そして、上記のウェーバーの法則を発展させて感覚量(E)と刺激量(R)、定数(k)対数(log)として
E=klogR
という関係式を展開した。これをフェヒナーの法則または、ウェーバー・フェヒナーの法則という。刺激の強さを強めていくにしたがって感覚の強さは、始は急激に変化するが次第にその増加量が穏やかになっていく。
しかし、ウェーバーの法則が一定の刺激強度の範囲にしか使用することができなく、それを前提としたフェヒナーの法則も同じくこの法則が成り立つ範囲は狭い。

 

マグニチュード推定法

ウェーバーフェヒナーの法則を克服するためにスティーヴンスは「マグニチュード推定法」というのを作った。例えば、基準となる「明るさ」を提示してそれを10とする。それに対して次に提示される「明るさ」はどの程度かを数値で答えさせる方法。この方法から刺激強度(S)被験者が答えた数値を(R)として

R=k・Sn

と表すことができた。これをべき法則という。

音のべき指数→0.3

コーヒーの香りのべき指数→0.55

線分の長さ→1.0

などとウェーバーフェヒナーの法則に比べて適応する範囲が格段に広い。

 

 

心理学のレポートと同じように書いたので専門用語やわかりにくくなってしまいました。ありがとうございました。