臨床心理1年が書く〝心理学の基礎〟&〝ブラック心理〟

心理学のことをメインに書いていきたいと思います。たくさんの人と関われたらいいと思ってます。よろしくお願いします。

吊り橋効果の実験が意外だった!?○○=恋愛感情?

f:id:aoiawai:20190201225915j:plain

心理学に興味があってこのブログを読んでいる人なら「吊り橋効果」という言葉を聞いたことがあると思います。自分も大学で心理学を学ぶ前からこの「吊り橋効果」というものは知っていました。

しかし!あなたが思っている「吊り橋効果」って正しいですか?

自分は、大学の講義で吊り橋効果について話を聞いて驚きました。そんなことを今回は話していこうと思います。

 

目次

 

 

吊り橋効果って?

吊り橋の上のような不安や恐怖を強く感じるところでは、恋愛感情を抱きやすくなる現象のことです。

人は外的な要因でもドキドキしたらその感情を恋愛していると勘違いしてしまうからです。

 

あれ?私が知ってるのと同じじゃん。

っと思った人!ここまではそうです。この理論の元の実験が驚きなんです!

 

吊り橋効果を実証した実験

1947年にカナダの心理学者であるダットンとアロンが行った実験です。

実験の方法は以下のようになります。

1.18歳から35歳までの独身男性を対象としました。

2.「高さ3mの固定された橋」を渡るグループと「高さ70mの吊り橋」を渡ってもらうグループに分かれて、渡ってもらう。

3.それぞれ橋の真ん中で若い女性に「アンケートにご協力下さい」と話しかけられ、簡単なアンケートに答えた後、「アンケートの結果に興味があるなら後日電話をください」と連絡先を渡した。

4.後日連絡した男性の割合を調べる

 

実験の結果

高さ3mの固定された橋を渡った男性の37%が連絡した。それに対して、高さ70mの吊り橋を渡った人の65%が連絡をしたそうです。

 

ここで気になったのが、連絡する=恋愛感情?ということです。そう関連づけるには少し無理やりすぎるかなと感じました。

このことを知ってから私は吊り橋効果理論が少し信用出来なくなりました。

でも、結果として恋愛感情で連絡した人もいると思うので完全に信用しなくなった訳ではありません笑

 

では、なぜドキドキした経験が恋愛感情として認識されてしまうのか?

不安定な吊り橋の上は緊張や恐怖を感じます。その時に脳から快楽物質であるドーパミンが分泌され、恐怖などのネガティブなことを恋愛とポジティブに捉えてしまうのが原因です。

 

日常にある「吊り橋効果」

吊り橋効果とは、結構日常的にあり知らぬ間に起きている可能性もあります。

例えば、運動しているとき。

この時も心拍数が上昇し、ドーパミンがでます。この時に運動しているからこのようになってるのか、異性を見ているからこのようになっているか区別が付きにくくなり吊り橋効果が発生します。

 

他にもドーパミンが出る場面としては、

カラオケに行ったり、美味しいものを食べたり、笑ったりすることが上げられます。なので、異性とそのようなことをすることで吊り橋効果を発生させることが出来ます。

 

まとめ

実験では、連絡した=恋愛感情という無理のある解釈でしたが、脳の反応を見るとあながち間違ってはいないく日常的に起きているので、恋に落ちる可能性も日常に沢山ありますね笑