臨床心理1年が書く〝心理学の基礎〟&〝ブラック心理〟

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【脳科学】自殺を考える人の脳の変化

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前回の記事で、自殺を心理学の観点から見てみましたが今回は、脳科学の観点から自殺について書いていきます。

 

目次

 脳の部位の変化については以下の三つの理由が主に挙げられます。

1.前頭前野

脳の戦闘部分、おでこ辺にある脳が前頭前野です。ここの血流が低下していると考えられています。

前頭前野の機能は以下のようになります。

  • 判断
  • 思考
  • コミュニケーション
  • 抑制
  • 注意
  • 創造

このように前頭前野は理性を司っているため、十分に機能しないと湧き上がってくる感情を抑えることが出来なくなります。その時に自殺を考えてしまうと実行にうつしやすくなってしまうためです。

 

2.側頭葉

脳の両側面にある部分が側頭葉です。

側頭葉の機能は

  • 言語理解
  • 記憶
  • 判断
  • 感情の抑制

などと、この部分の機能が低下すると、攻撃的になったり、敵意や憎しみを抱きやすくなってしまいます。

 

3.前帯状回

これは、大脳の内側の部分にあります。

この部分の機能は

  • 意思決定
  • 共感
  • 感情による記憶
  • 呼吸器の調節

この部分が活発になってしまうと1つの衝動がなかなか変化しなくなります。1度「死にたい」と思うとそれが続いてしまいます。このようにほかの物事を考えることが出来にくくなってしまいます。

 

この3つの箇所の脳のトラブルが重なってしまうと自殺を実行にうつしてしまいます。

 

 それ以外にも以下のような変化があります。

セロトニン不足

鬱の薬にはセロトニンが含まれたものがあります。そのことから、セロトニンの不足が自殺に繋がるのではないかと考えられています。

セロトニンには、ドーパミンノルアドレナリンの2つが過剰に分泌されないように調節しています。また、精神の安定や心身のストレスを和らげる役割を担っています。

 

最後に

自殺者には特有の脳の変化があるほど、自然に起きることではありません。日々のストレスの積み重ねが「自殺」と言う悲しい結果を生んでしまうので、自分の行動を今一度考え直してみてください。また、周りにそのような人がいないか見て、いたら手を差し伸べてあげてください。あなたがその人の命を救うかもしれません。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。